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株式会社小倉建築計画工房

住まい作りはご要望・敷地条件・ご予算など様々な条件を紐解き行うものです。難しい条件であることは計画において最高のスパイスになると考えています。対話を重ね最良の住まい作りのお手伝いをさせて頂きます。


住所: 神奈川県横浜市瀬谷区二ツ橋町50-5

TEL : 045-280-2594
E-mail :ogura@oapaa.com
URL : https://www.oapaa.com/

土地探しも相談可能

作品集

物件

■ 二ツ橋町の家

従来の「LDKや個室の在り方」や「プライバシー確保」に重きを置いた住宅ではない「新たなライフスタイルに柔軟に適応する住空間」と「近隣・街・社会とのつながり方」をテーマにニューノーマルな暮らしができる住まいの提案。
間取りの中に余白(土間、中庭、予備室)をつくりライフサイクルの更新に柔軟に対応できる様にし、床の素材を屋内外で揃えることで相互の空間に拡がりを与えました。また、内外をつなげる微地形の様な床レベルの設定によって居心地の良い空間が連続するようにしています。建築家、ランドスケープデザイナー、照明デザイナーの3者が関わることで家族と町や社会が健やかに繋がる家を計画しました。

■ 半島リビングのある家

敷地は少し車通りのある通りから専用通路を入った場所にあり...

■ レイヤードハウス

北東側の環境に配慮し、明確に開きたい方位を定めパブリック...

■ 久野の家

外装にはガルバリウム鋼板とレッドシダーを採用し、シャープ...

■ 借景と小路の家

敷地は住宅と森に隣接する高台に位置し、高台から見下げると...

■ 小池町の家

敷地の周辺環境はこれから新しく作られて行く環境であること...

■ 見え隠れの家

敷地は東西に長い変形地で周辺は大らかな環境の中にある。 ...

■ 宮前の家

都市部の法規制が厳しい敷地のポテンシャルを最大限活用した...

■ スルーハウス

敷地に佇んだ際に感じた南東への解放感に着想を得て、強いご...

■ リバーシブルハウス

敷地の奥に開ける開放的で豊かな環境。北側に広がるパノラマ...

■ 南に開く家 / House in Higashibara

東西に向かって視界の開ける敷地に対し、「西日を避けながら...

■ 集約の家

パソコンやプログラミングが趣味のご主人とお菓子作りや読書...

■ 上鷺宮の家

敷地は周辺を建物に囲まれ暗く閉鎖的になりがちな旗竿地。 ...

■ 足柄大井町の家

郊外に計画をした2世帯住宅。 計画では三角形の敷地形状を最...

■ 荏田南の家

横浜市内に計画をしたモデルハウス。敷地の正面に緑豊かな環...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 素敵な窓際の景色を育てるカギは〇〇にあり?!

住まいでも店舗でも、近隣・街・社会といった「建物と外がつながる」ということを大切に考えた空間づくりを意識しています。家の内外が視覚的に繋がるということのほかにも、町の景色や灯りを家にとりこんだり、逆に住まいの佇まいや暮らしの明かりが街の風景の一部となるような"相互的な繋がり"を含んでいます。そうすることで、街と人に新しい関係性や暮らしの変化をもたらしてくれるからです。

「内と外を繋げる」ことを実現するための工夫は色々とありますが、私が今後も積極的に設計に取り入れていきたいと考えているものの一つに、木製サッシを使った大開口があります。家の中と外を繋ぐとき、最も明確な境界線となってしまうのがサッシです。サッシの無機質な異物感が家の内外を別空間として認識させてしまうのですが、このサッシに自然素材の木を使うことで、人肌のような温かみが生まれ「窓の外の素敵な景色」ではなく「窓辺全体が素敵な景色」として目に映るようになるのが木製サッシならではの魅力です。また、木製サッシの存在は、窓を介する景色をドラマティックにしてくれます。 植栽や庭、外構に目が行き届きやすくなり、興味関心のある場所は手をかけたくなるのが人情。緑を植えたり、お掃除をしたりと手塩にかけた景色には自然と愛着が湧くものです。木製サッシがあるだけで、窓まわりの景色を育てたくなるような、そんな力があると感じています。

サッシ自体に重量があるので荷重に対する耐久性が必要ですし、木は乾燥や湿度による変化を受けやすい素材の為、やはりきちんとしたノウハウのあるメーカーの木製サッシを使うのが安心です。気密性・断熱性に優れ、実績に裏付けされた品質の高さが「見た目だけでなく、ちゃんと暮らしやすい」を叶えてくれます。建具の開閉というシンプルな行為によって生み出される空間の変化ですが、遠くから外観を眺めるときも、窓越しに外を見るときも、木製の窓枠越しに眺める緑はそれだけで違って見えるから不思議です。

自然や緑がそばにある暮らしを望む方には、ぜひ「窓際の景色のつくり方」として木製サッシがもつ住まいの居心地の良さを何十年とかけて味わってほしいですね。


写真撮影:加藤悠(ウェイ)