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■ 丘の上に建つ自邸・鎌倉

小高い丘の上に木々に囲まれて佇む家。
実家を建て替えた二世帯同居住宅です。
両親が丹精込めて造り上げてきた庭を壊さず緑豊かな廻りの風景になじむ落ち着いた外観。
大きな窓から外の景色を大胆に取り込み、家の中に居ながらも自然の中に身を置いているような気持ちの良い空間となりました。 ヒノキ、漆喰、石、無垢のフローリングと自然素材にこだわりました。夏は窓を全開にして気持ちのよい風を取り組み、冬は居間に設置した薪ストーブのやわらかな暖かさで一日中快適な家となりました。

■ 鎌倉の街並みに調和する、リシンの掻き落としの住まい

鎌倉の観光地に建つ住まい。リシンの掻き落とし（左官仕上げの「荒らしもの」仕上げの一種で、硬化前に表面をブラシなどで掻き取って素材の質感を表現したもの）を採用した外観は、木材との組み合わせで柔らかさを表現しながら、鎌倉の街の雰囲気にマッチします。
仕上げは数種類の骨材を混ぜ、さりげない表情ながらも素材感をしっかり感じさせる、深みのある仕上がりが特徴です。立体感のある豊かな表情が生まれ、左官職人と協力して作り上げた外観となっています。
軒裏には杉板を貼っています。軒裏に木材を使用し、左官材と組み合わせる事で、温かみのある印象的な建物に仕上げています。2Fリビングの天井も板貼りに仕上げ、軒天と繋がる事で、外部と内部の繋がりを感じられるデザインになっています。