■ 開放感があるのに温かい!快適に過ごす寒冷地の住まい
寒冷地にあるお住まい。
この住宅は開放感を大切にしながらも、寒い季節も快適に過ごせる工夫が詰まっています。
ベタ基礎(住宅の底面全体に鉄筋コンクリートを流し込んだ基礎)を一体化し、床下空間を利用した暖房用エアコンを設置することで、エアコン1台で全室を温めます。
さらに、フローリングには無垢材を使用することで、床下暖房の暖かい空気の力で無垢材が温まり、素足でも快適に過ごせます。1階を温めた暖気はロフトとなる2階にも上がり、リビングだけでなく家全体を優しく温めます。大きな開口部含め全てのガラス窓には、トリプルガラスのサッシを採用し、断熱性を向上させました。
また地震などを考慮し、耐震等級の中で最も高い耐震性能を持つ、耐震等級3の住宅となっています。 耐震性を高めるために壁や柱を多く配置することが一般的ですが、この住宅では開放的な空間を実現するため、最小限の壁と金物で耐震性を確保しています。
リビングにはお子様のスタディースペースやクリエーティブスペースを設け、廊下は敢えてつくらず、ギャラリースペースの位置づけとなっています。
快適性や機能性だけでなく、お施主様のライフスタイルに合わせたデザインが組み込まれ、家族全員が快適に日常を楽しむことができる住まいとなりました。