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■ 山の手の家

低層住宅専用地域の丘の上の敷地にある住まい。 庭と住まいを、大開口のフルオープンサッシでつなぐことで、一体感を待たせた。また室内と庭の床レベルをあわせることでバリアフリーな配慮もされている。

■ オーニングテントのある暮らし

パタパタと優しく揺れるオーニングテント。リビング前に設けたオーニングテント付きのコート(中庭)は、玄関アプローチとしても機能します。
公道から少し上がった玄関に向かって階段を上がると、このコートがお出迎え。道路とは高低差があるため視線は遮られ、プライベート空間を確保することができました。 また、お友達を招いた際にはコートから 直接ダイニングに入れることもできます。
ダイニングとコートにかけての間は床をほぼフラットに設計することで、室内外の一体感が生まれ、開放感が 強調されます。ダイニングはあえて木の梁を出し天井を高くし、奥にあるキッチンは 天井を低くすることで、コートへの視線が自然と抜けていきます。
オーニングテントが夏は直射日光を遮り、風の揺ぎが涼しさを演出。テントのカラーも空間のアクセントになります。
住宅地においても自然の心地よさを感じ、子どもたちも安全に遊べる快適な場所となりました。