所在地: 神奈川県 横浜市
作品紹介
横浜市内には傾斜地が多く、この場所も傾斜地を擁壁や駐車場を築造してつくられた造成地でした。30年近く空き地だったこの土地に、新しい家族の住まいが生まれました。
建主さんのお話を聞くと、「とにかく明るい家にしたい。」という希望でした。
ところが敷地の南側にはすぐそばに家が建っており日当たりの悪い敷地という印象でした。そのため30年もの間手付かずの土地だったようです。
ご相談いただく前は、明るいリビングダイニングにしたい考えから、2階に計画する考えだったようです。ところが1階は斜面地に設けた掘り込み式の駐車場だったため(ここは地下と見られる)、2階と言っても道路から見ると3階に相当します。毎日3階までリビングに上がるのがどうなのか、悩んでおられました。
1階にリビングダイニングを計画しても明るい部屋になりますよ、ということで、これを実現することがこの家のコンセプトになり、南側に高窓を大きく設け陽の光を最大限取り込んだ家になりました。