所在地: 滋賀県 野洲市
土地面積: 500㎡
延床面積: 102㎡
土地の形状: 平地
建物価格: 3000~3999万円
通り抜ける土間のある家
滋賀県野洲市の古くからの民家が立ち並ぶ敷地で、530㎡の敷地にあった古民家を解体し、住宅を新築する計画となりました。
南面・東面は、既存の民家が立ち並んでおり、西面は自己所有の空き地と隣接して同じく空き地があります。
どちらの敷地も道路に接することのない敷地で、今後住宅を建築する可能性は低いと考えました。
そのため、西面に開く家を計画することにしました。
ご主人は、バイクが趣味ということと、土間も希望されていました。
そこで、入り口である玄関から西面の空地に向けて住居空間を通り抜けるような、開かれた空間が作れないかと考えました。
そして通り抜ける土間空間をコンセプトとし、計画を行うこととしました。
土間空間を中心に、収納や居室部分を配置していき、外と中を感じられる空間となりました。
広い敷地を活かした平屋住宅の計画となっており、東面から吹き抜けを通し、光を取り入れる計画です。
西面は、大きく軒を出し、西日の対策と外部と内部を繋げる軒下空間としています。
また、建物の奥へ行くほどプライベート空間が保たれる計画としています。
北面の玄関から西面のオープンな敷地へと通り抜ける土間は、そこに訪れる人が、開かれた敷地へ自然と誘われるような計画となっています。
土間を中心に開かれた空間は、外との繋がりを感じられ、豊かな気持ちになれる建物となりました。
所在地: 滋賀県 野洲市
土地面積: 500㎡
延床面積: 102㎡
土地の形状: 平地
建物価格: 3000~3999万円