所在地: 兵庫県 西宮市
土地面積: 120㎡
延床面積: 132㎡
土地の形状: 狭小地
建物価格: 3000~3999万円
都市部でつくる中間領域のある家
今回の計画は、兵庫県西宮市の閑静な住宅街の一画にある敷地です。
本敷地は、L字の道路の突き当りにあり、この道路部分が唯一外部へと抜けのある場所でした。
また、クライアントはアウトドアや自然のある場所を好まれるご家族で、どこかに外部で遊べる場所を求められていました。
しかしながら、本敷地は100㎡の狭小地で外部に庭を設けることが困難でした。
そこで、抜けのある道路を内部へと繋げた中間領域をつくることをコンセプトとしました。
道路の直線状にダイニングスペースを設け、外部を感じることのできるオープンなスペースとしました。
外部にみたてたウッドデッキの材料を使用した床材や木製サッシで囲むなどのしつらえを行い、内部でありながら外部空間のような開放感のあるスペースとしました。
ガラスで囲むことにより、ここからリビングスペースやキッチンスペースへと光を取り入れるゾーニングとしています。
都市部の狭小地で採光や外部の庭スペースを設けにくい敷地ではありましたが、
外部を感じることのできる内部空間を設けることで光をとりこみ、家族が豊かに生活をたのしむことのできる、中間領域のある家となりました。
所在地: 兵庫県 西宮市
土地面積: 120㎡
延床面積: 132㎡
土地の形状: 狭小地
建物価格: 3000~3999万円