所在地: 大阪府 堺市
土地面積: 426.56㎡
延床面積: 230.75㎡
土地の形状: 平地
建物価格: 1億円以上
閑静な住宅地に建つ邸宅。
工期や急激な物価高などを考慮して今回は木造の金物工法を採用することにしました。エンジニアウッドを使用し、仕口や継手を金物に置き換えるよりスパンを飛ばし、高い天井高を確保しています。
空間構成として、同じ平面区画の二つのLDKを内部と外部にシンメトリーに配置しています。それらをガラス面で繋げることで100畳を超える大空間を実現するともに、季節や時間帯、用途などにより使い分けることでそれぞれの空間の特色を実感することができます。
2階は寝室や子供室といったプライバシー空間を配置していますが、リビングの吹抜けに面したキャットウォークの壁には絵画などをかざりアートギャラリーとなる予定です。そして、このキャットウォークと二つのLDKをつなぐ雨よけの庇が床の剛性を確保するのに効果的で構造面において重要な役割を担っています。
木造でつくることにより費用面や工期を大幅に短縮するとともに、柱や耐力壁の配置を工夫しシンプルに空間構成することで構造体の気にならない、一見木造だと気づかないような広々とした空間を実現しています。
各部屋の構成と構造躯体がうまくマッチし木の持つポテンシャルを十分に発揮したすまいが完成しました。
所在地: 大阪府 堺市
土地面積: 426.56㎡
延床面積: 230.75㎡
土地の形状: 平地
建物価格: 1億円以上