所在地: 神奈川県 川崎市
作品紹介
敷地は周囲を住宅やマンションに囲まれた住宅密集地にあります。お施主様は、プライバシーを保ちながら、明るい空間を望んでいました。周囲の視線を遮り、光を建物内に取り込むため、2階を生活の中心とし、空間の中心にあるキッチンに家族が自然と集まる家を提案しました。リビングの窓からは空を見ることができて、都会にいながらも自然を感じることができます。
そしてこの住宅は、このキッチンを中心に家族の趣味が点在しています。
キッチンに立つと、自然と料理をしたくなる、友人を呼んでパーティーをしたくなる、趣味であるコーヒーを淹れて話をしたくなる、長いキッチンの延長線上で奥様の趣味の洋裁をしたり、子供たちがおもちゃで遊んだり・・・。キッチンという存在を、キッチンの役割だけにとどまらない、様々な役割を持つものにしたいと思いながら設計しました。