延床面積: 138.03㎡
作品紹介
高低差がある西側道路と東側道路との二方道路に接する敷地に建つ、木造2階建て住宅になります。
敷地は東側道路から西側道路に向かって約4.5m上がって行く、いわゆる高低差がある敷地になります。
この様な敷地では、ご要望の予算内に収まるようにどのような造成計画にするかが最も重要になりますので、建物の建つレベル及び位置などは何度も検討を重ねました。その結果、東側道路から約1.8mの高さに建物を建て、2階に玄関・LDKを配置して西側道路から直接ブリッジを渡って玄関へアプローチする形として全体計画を纏めて行きました。
また、敷地の周辺環境は南側及び北側は隣家に接しているが、北東方向は視線が遠くまで抜ける状況でしたので、敢えて2階LDKの大開口を視線が抜けるように北東側に計画しました。冬の日射取得はLDK南側にロフトをつくり、そのロフトから日射を取得するようにしています。日射を得るためつくった南側ロフトでしたが、引き渡し後はお子さんのよい遊びスペースとして大活躍していると伺いました。