ユカンボシの家

作品紹介

恵庭市を流れるユカンボシ川のほとりに建つ住居です。
計画地のユカンボシ川周辺は、アイヌ民族が生活を営んでいたとされる地域で、現在も河畔公園という形で原始の風景をそのままの状態で保っています。計画地も北海道では珍しい文化財保護地区に指定されており、建築前には約半年をかけて発掘調査が行われ、数百という出土品や掘立柱の跡、火事場の跡などが発掘されました。
この歴史ある原始の風景と繋がる住宅を目指し、二つの箱がユカンボシ川に向かって開いた住宅を計画しました。二つの箱の内部は居室や水廻りなどが納められ、二つの箱の間は外部に近い名の無い空間となっています。

 

Photo : 佐々木育弥

作品データ

所在地: 北海道 恵庭市

作品集

物件

■ ユカンボシの家

恵庭市を流れるユカンボシ川のほとりに建つ住居です。計画地...
物件

■ 界川の家

札幌市を流れる界川のほとりに計画した、30代ご夫婦と二人の...
物件

■ 白い箱の家

江別市に計画した30代ご夫婦と子供2人の4人家族のための住宅...
物件

■ 猿払の家

日本最北の村として有名な北海道猿払村に計画した住宅です。...
物件

■ 大きなテラスのある家

北海道札幌市南区で設計した住宅です。丁字路の突き当たりに...