作品紹介

明治時代に建造された和室を含む日本家屋の改築計画です。
既存建物は、明治時代の政治家、金子堅太郎の別邸として現在の葉山御用邸の場所に建てられていた建物を移築したものを中心に、増改築を繰り返し現在の建物が形作られていました。
この建物のなかには、明治天皇が葉山に来られた際にお立ち寄りになられたと云われる「松の間」も含まれており、その部分は基本的に保存しながら、他の部分の古くなった設備の交換や生活動線の改善など、現代的で快適な居住性を実現すべく改築が行われました。
今回の改築では、歴史的な部分との意匠的な連続性を配慮しつつ、昭和に増築された部分を中心に、柱・梁を古材に入れ替える大規模な改築を京都の数寄屋職人たちの手によって行い、建築を古くも新しいものとして生まれ変わらせることに成功しました。

作品データ

所在地: 神奈川県 三浦郡葉山町

延床面積: 245.97㎡

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