所在地: 北海道 美瑛町
作品紹介
美瑛に惚れ込み移住されたご夫婦のための住宅です。
美瑛の丘のある風景に溶け合い寄り添うようなお家を、と構想を練りました。
プランは約19坪の小さな外箱の中に、水まわりを集約した更に小さな内箱を入れ子としたシンプルな構成です。
外箱と内箱の間に生まれた“余白“の空間が、リビングや寝室などになっています。
動線や視線に行き止まりがなく、ぐるりと回遊できたり、階段2段分下がった少し低い場所や、ロフトのように小高い場所があったりと、これらの小さな空間の変化がどこか丘の風景と融合するような、狭小ながらものびやかさを感じられる設計となっています。
素材は、カラマツや杉の間伐材、ホタテ貝の漆喰材など、北海道産のものにこだわりました。
その地のものを用いることで、建築が地に馴染んでいくと感じています。
ご夫婦は、春夏には畑を、秋には収穫や薪集め、冬は深々と降る雪を眺めながら“北の暮らし“そのものをじっくりと楽しんでおられます。