作品紹介

4m程度の間口かつ準防火地域に属し、かつ2方を高さ2mの擁壁に囲まれたこの建物はネガティブな要素を感じさせないように、注視した設計としました。

 

4つの床レベルを持たすことで階ではなく様々なボリュームの室の重なりを形成し、建物の容積を最大限に活用することで限られたフットプリント以上の広がりを確保しています。
また、全体的に建具の高さを低く設定し、壁・天井に3×6のシナベニア貼りとし方向性を持たせることで視覚的にも広さを感じる設としました。素朴な内装仕上と自然採光のシンプルな調和を図っています。

 

狭さを意識して計画を行なった結果、かえって空をふんだんに取り入れた室内空間となり快適性を高めることとなりました。

作品データ

所在地: 富山県 かほく市

延床面積: 95.2㎡

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