所在地: 愛知県 蒲郡市
土地面積: 229.18㎡
延床面積: 170.6㎡
周遊性のあるプランで、慌ただしい日常にも心地よさを。家族の時間を大切にできる、ゆとりある住まい。
蒲郡は、かつて繊維産業で栄えた街。今もなお、ノコギリ屋根の建物が点在し、当時の面影を感じることができます。
「蒲郡本町の家」は、そんな歴史ある街の中心部にほど近い住宅地に建つ住まいです。昔ながらの家と、新しく土地を求めてやってきた若い世帯が混在する、落ち着いた暮らしやすい環境の中にあります。隣には、静かに稼働を続けるノコギリ屋根の工場があり、この街ならではの味わい深い景色を形づくっています。
共働きのご夫妻からのご要望は、「日々の忙しさを、できるだけ快適に過ごせるようにしたい」というものでした。
そこで、キッチンや洗濯などの家事動線をコンパクトにまとめつつ、家の中をぐるりと回遊できるプランとし、移動や作業のストレスを軽減しています。自然と家族が集まりやすく、リビングで過ごす時間が心地よく感じられるよう配慮しました。
また、外からの視線を気にせずに、陽の光や風をたっぷりと取り込めるよう、外構や植栽も含めてトータルに設計。プライバシーと開放感を両立させる、伸びやかで穏やかな住まいが完成しました。
「家族がゆっくりくつろげる家にしたい」という願いをかたちにしたこの家は、穏やかで仲の良いご家族にふさわしい、やさしさに包まれた住まいです。
なお、設計に至るまでのプロセスについては、コラム「『蒲郡本町の家』ができるまで」にて詳しくご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
▶︎ コラムはこちら
所在地: 愛知県 蒲郡市
土地面積: 229.18㎡
延床面積: 170.6㎡