■ 東京の木でつくる都市型二世帯住宅
敷地は郊外の住宅街にあり幹線道路に面する。道路は南側と西...作品紹介
自宅から一時間半、東京の鉄筋コンクリートの家からまるで別の空間へ。風が通り土の匂いのする場所で大勢の友人、家族と共に集いたいという要望で始まった計画である。
一区画160~180坪、住宅を建てるには十分な広さであるが隣接した住宅地である。配置計画は周囲の状況を考慮し建物で敷地を囲み隣家が視界入ることなく山の稜線が望め尚且つプライバシーを確保できるコートハウスとした。
人を招く事を考慮し中庭を中心にプライベート棟、パブリック棟、厨房・倉庫棟を明確にゾーン分けした。来訪者は門をくぐり中庭の美濃石の路により玄関へ導かれ、どの部屋に居ても来訪者にすぐに対応できるように計画した。