所在地: 神奈川県
延床面積: 660㎡
土地の形状: 平地
建物価格: 1億円以上
ご住職の構法など技術は新しいものを取り入れその中に本物古い物の良さを取り入れたいといういわば温故知新というコンセプトからこのプロジェクトは始まった。客殿竣工後に始まる本堂工事の為に使用する木材が奈良県天理の佐藤木材に眠っている。そのメインの檜芯去材をご住職より1本使って構わないとの事に。そこで玄関ホール正面脇にオブジェの様に檜芯去材を配するよう提案。玄関ホールの大空間を引締め精神を浄化すると共に寺院建築としてのポテンシャルを高めている。又、半世紀以上役宅としての庫裏も建替える事に。今までの住まいには何かと思い出があるわけで庫裏の床の間材を再生して欲しい旨ご要望が出ました。床柱・地板・棚板等使えそうなものを運び出しじっくりと吟味。この客殿にはサロンという檀家さんがくつろぐ場所があり、そこに床柱にガラスの棚を付けオブジェとして再生させました。他の材は水屋の腰板・簀の子・通し板・二重棚としてよみがえらせました。
所在地: 神奈川県
延床面積: 660㎡
土地の形状: 平地
建物価格: 1億円以上