250年の古民家再生~郷部の家~

  • 玄関は架構を活かした空間としています。 煤竹の天井、土壁を再利用した飾り床の壁等々、以前のお住まいの素材を取り入れています。

  • 古い家は暗くて寒いイメージでしたが、減築することで日差しを取り入れ、床も檜の無垢材を使用することで明るく温かい部屋に仕上げました。

  • コストダウンも兼ねて、離れは板倉工法で仕上げています。 特徴的な内観になりますが、上棟の時点で内部の壁が仕上がるので工期も削減できます。 山武杉や以前のお住まいの建具も使用しています。

  • 大人数で利用できるよう3.6mの幅を確保するため、キッチンはオリジナルで製作しました。

  • 以前の玄関です。 床と土間に高低差もあり、天井は塞がれていました。

作品紹介

推定250年以上住み継がれてきた江戸時代の古民家を再生したお住まいです。
耐震補強を施し、暮らしやすい間取りに変更することはもちろん、自然素材で健康的な住まいを目指しています。
また、そこに住まわれてきたご家族の思いを受け継ぐためにも、古い架構を活かした空間とし、建具や土壁、煤竹など古材も活用しています。

建築前の土地

以前の建物です。 増改築の痕跡を実測調査することから古民家再生は始まります。

作品データ

所在地: 千葉県 成田市

土地面積: 1200㎡

延床面積: 172㎡

土地の形状: 傾斜地

建物価格: 3000~3999万円

作品集

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