土地面積: 339.01㎡
延床面積: 91.92㎡
土地の形状: 傾斜地
施工会社: 三晃建設
大阪府が開発を行なう、箕面森町での新築工事です。300㎡を超える大きな敷地ですが、そのほとんどが傾斜地で占められています。予算が限られていることから、間取りを考えることと並行して、いかに基礎工事にコストを掛けることなく、建てるかを考えました。周辺に建てられている同じ敷地条件の住宅は、基壇として大きなコンクリートヨウヘキをつくるもの、また、傾斜地の下部から上部までを基壇で固めて階を重ねてつくるなど、どれも予算内に入るような建て方ではありませんでした。さまざまな検討、また依頼主さまとのメールで重ねられたやり取りの中から、依頼主さまが平屋建てに感心があることがわかり、平屋建てを基本として成り立たせる方向に向かいました。
基礎の面積が増えてしまい、割高となることもありますが、建物本体を木造在来工法とすること、また建物の高さを出来る限り抑えること、何よりシンプルにつくることを心掛け、結果、基礎の掘削を最小限に抑えることにもつながり、コストバランスを整え、完成に至りました。
■木造平屋建て 一部2階ゲストルーム
用途地域:第一種中高層住居地域 法22条地域
土地面積: 339.01㎡
延床面積: 91.92㎡
土地の形状: 傾斜地
施工会社: 三晃建設