陶芸家の家｜建築設計事務所作品

根岸達己建築室
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陶芸家の家

陶芸家の家

リビングの吹き抜けに面した子供部屋。親子でお互いに気配を感じることができて安心です。
リビングから森を見ています。室内の黒い床と外の火山礫スコリアの黒が一体になる様にしています。
左の棚には、普段使うご主人作の陶器が置いてあります
勾配天井のベットルーム。
陶芸をする工房です
森の中にひっそりと佇んでいます
板張りの部分が工房入り口、左側が住居の玄関です。

作品紹介

静岡県の富士山麓の美しい森に隣接した住宅です。
ご家族４人が暮らす家であり、陶芸家のご主人とイラストレーターの奥様の創作活動の場でもあります。
ご家族は隣接する美しい森をとても愛し、この森を取り込んだ家を造りたいとの要望でした。
ご夫婦共、黒い火山礫スコリアと、降り積もる雪などからインスピレーションをを受ける作品を造っています。
計画では常に森を意識し、森との距離や見え方を幾通りも検討し決定しました。
１階床はムラのある黒とし、森につながる黒いスコリアと一体になる様にしています。
建物は当初よりご希望の２階建てですが、森に寄り添うようにするため高さをできるだけ低く抑えました。２階は、生活に支障がない程度のロフトの様な高さで計画し、ひっそり森に佇んでいます。