ファサードは北東側になります。建設地は、長い袋小路の先端になります。玄関アプローチは、借景を利用しながら、板張りの軒先の下、玄関へと導きます。
リビングダイニングからコートを望む。コートの先の部屋は親夫婦の部屋で、階段を上がると子夫婦の部屋となります。
親夫婦の部屋からコートLDKを望む。また向かいの2階フロアが子夫婦の家族の部屋で、対角線上に互いを意識できよう配置しています。
リビングダイニングからキッチンを望む。使用用途によりキッチを独立できるよう引き戸を仕込んでいます。また庭は、コートから引き込んだ風を通り抜けさせる役割もあります。
2階子供部屋か望む正面の階段は、親の寝室へと向かいます。左のルーフデッキは子供部屋の延長の屋外スペースで右側のベランダは寝室のスペースです。
建設地は、袋小路の先端にある閑静な住宅地に位置しています。家づくりは、建て替えから始まりました。これまで住んでいた家の一番の問題点は、湿度の高い夏、風の通らないジメジメした室内空間でした。そこで計画のスタートは夏の風の流れを読み解くことから始まり、その流れに沿うように住まい空間の流れを構築していきました。
所在地: 熊本県 熊本市
土地面積: 207㎡
延床面積: 154㎡
土地の形状: 平地
■ 格子の家(in玉名)
■ Chicane House(in出水)
■ WoodBoxサロン(in荒尾)
■ 回遊の平家(in合志)
■ シェアハウスのような家(in八幡)
■ Shipな家(in江津)
■ H-court(in八代)
■ 33°46′48″(in大江)