■ 桜並木を望む家
建設地は大船駅の東約1.5キロ、高度成長期に宅地開発され...作品紹介
間口6m・面積24坪の由比ガ浜通り商店街に面する、東南西三方を近接建物に囲まれた敷地に建つ木造3階建の店舗付き住宅。
外観は通りに対して白い壁とダークブラウンの縦格子のみのミニマルな設えとして、店が連なる通りの背景となるように配慮した。
西側に南北を貫く約1.5m巾のボイド空間を配置し、光と風の通り道を確保することで、LDKには白い壁に反射した光と風が通り抜ける心地よい空間となった。
2階バルコニーからは白い壁に切り取られた空だけが見える「ソラニワ」。「ソラニワ」には縦格子を通して内から外にくらしが、外から内には通りの喧騒が制御された形で出入りする。