所在地: 東京都 世田谷区
土地面積: 83.56㎡
延床面積: 61.2㎡
土地の形状: 平地
施工会社: 高石建設
敷地は、北側と道路を挟んだ東側に高い木々が生い茂る寺町特有の環境の中にあります。グランドレベルからは、木々の緑を充分に享受できないことから、住空間を持ち上げ、周囲の緑との距離を縮めることにしました。
持ち上げた住空間には、必要最低限の窓を用意し、大きさと位置、高さに変化を与えました。また、ちいさな住宅ながらもデッキテラスを用意し、外部と繋がり風を日常的に感じるようにしました。テラスデッキの天井には穴が空いていて、空が見えます。それぞれの窓からは、切り取られた周囲の緑や空が住空間に飛び込んできます。
「千歳烏山の住宅」は、この敷地特有の環境を読み込み、敷地周囲の全ての風景を受け入れるのではなく、散りばめられた様々な窓の連続によって断片的に周囲の小さな自然を切り取り、緑や空に包まれた豊かな住空間を生み出そうという小さな住宅の試みです。
設計担当:納谷学、山田安津子
構造設計:かい構造設計 寺門規男
施工会社:高石建設 小林泰治
構造形式:木造在来工法 2階建て(ロフト付き)
敷地面積:83.56m²(25.28坪)
延床面積:61.20m²(18.51坪)
1階面積:20.70m²(6.26坪)
2階面積:40.50m²(12.25坪)
掲載誌 :
『エスクァイア 2008.04号』
『Lives2005.12/2006.01』
『自分時間 Vol.08』
所在地: 東京都 世田谷区
土地面積: 83.56㎡
延床面積: 61.2㎡
土地の形状: 平地
施工会社: 高石建設