所在地: 東京都 目黒区
作品紹介
家具通りとして知られる目黒通りを少し入った閑静な住宅街に位置する。
とにかく明るく、そして白くしたいとの施主の要望から、南側の隣家が視界に入らない高さに大きな窓を設け、壁・天井は白漆喰塗装、床はエポキシ樹脂を着色して流し込む工法を採用して、明るく白い空間をつくりました。
床下地合板の木目による凹凸が、仕上げ面に微妙な揺らぎを生み出し、まるでミルクの水面を歩いているような印象になりました。またこの床の微妙な揺らぎによって光が乱反射し、更なる明るさを室内にもたらしています。
道路に面した窓は、道路への視線に配慮して抽象的に配置しました。この窓は外壁面をスライドするので、開け閉めすると道路から見た住宅の表情が変わります。