■ 材木座公会堂
大正7年(1918年)の建設から、100年以上もの間、地域の憩いの...作品紹介
大正時代に建てられたお祖父様が営む整骨院であったご家族の思い出がつまった建物。敷地の形状から新築が難しいため恒久的なリノベーションを選択されました。
床の無垢材、扉、造作家具はシンプルで和モダンな雰囲気に。陽の光が入りにくい立地で室内が暗く寒いというお悩みには天窓を設け室内に光を取り入れました。冬は天窓からの光が2階をとおり中庭へやわらかく降り注ぎます。天井、床、壁には断熱材を充填、サッシは複層ガラスに交換し暖かな家へと生まれ変わりました。
中庭はメンテナンスのしやすさとご家族で作り上げる楽しみを残したミニマルな砕石敷にしています。