■ 朝日の家1
敷地は閑静な住宅街に位置する。設計時のヒアリングを重ね、...作品紹介
敷地は閑静な住宅街に位置する。
周辺は古くからの屋敷が多く、計画地にも築100年程の瓦屋根の屋敷が建っていた。使用されていた材料から当時の思いの深さが伺える良い建築だった。当初は保存も考えたのだが機能的な問題もあり、再利用できる材料だけ再利用することになった。
一部の間取りは昔の屋敷をそのまま再現したような間取とし、瓦の大屋根も昔の屋敷の雰囲気に近い。外から見ても内から見ても以前の建築の記憶を少しでも引き継ごうと考えた。
生まれ変わったこの家が新たな時を刻み出し、永く住み継いで頂けることを願います。