■ 沖野の家
作品紹介
本プロジェクトは昔ながらの密集した低層住居地域と高層マンション地域の狭間に計画された住宅です。
敷地自体も30坪と決して大きくなく、周辺が密集している敷地の為、本計画ではメインとなる空間を二階に設け、光溢れる開放的な空間を創り出しました。
二階にはバッファーゾーンとしての坪庭的バルコニーを設け、そこに植栽を設け外部と内部を緩やかに繋ぐことで、プライバシーを守りながらも自然豊かな空間を創り出しました。
この無駄とも言える「豊かな余白」が「空間に多様な繋がりと奥行」を創り出し、クライアントの日常に「五感で感じる変化」を創り出してくれるはずです。
photo:山田雄太