所在地: 東京都 足立区
延床面積: 153.59㎡
土地の形状: 平地
車いすの生活を余儀なくされた家族の住宅です。
健常者と同じ生活をストレスや肉体的な負担なくできるように、3階建ての住宅の1階部分を段差がなく室内の全ての場所に自由に行けるように計画しました。
車椅子からも家の中全体が見渡せるように家具の高さを決め、必要に応じて部屋を閉じれるように縦型のブラインドを使って開けたり閉じたり、光やプライバシーを彼女自身が緩やかにコントロール出来るようにしました。
料理好きな彼女に合わせたキッチン、一人で入れるお風呂と一人で使えるトイレ、手が届くスイッチ、球交換出来るように低く設置した照明器具。
緩やかな境界によって、彼女が健常者以上に自由に豊かに自立できる住宅を目指しました。
設計担当:納谷学、津田野恵
施工会社:
構造形式:鉄骨3階の既存建物の1・2階部分をリノベーション
(1階を住宅、2階を賃貸住宅)
延床面積 : 153.59m²(46.46坪)
1階面積 : 79.63m²(24.09坪) 2階面積 : 73.96m²(22.37坪)
受賞歴:
第9回『あたたかな住空間デザイン』コンペ住宅デザイン部門 ブルー&グリーン賞
掲載誌 :
『新建築 住宅特集 2007.04号』
『日経アーキテクチュア2007.06.25号』
『NA選書 住宅プラン図鑑』
所在地: 東京都 足立区
延床面積: 153.59㎡
土地の形状: 平地