所在地: 東京都 足立区
延床面積: 208.41㎡
土地の形状: 平地
施工会社: 小池工務店
「築70年くらいの母家に住めますか?」
というクライアントの問い合わせがありました。
話を聞くと、本家で親戚も集まるからできるなら壊したくないといいます。
以前、築150年を超える古民家を秋田でリノベーションした経験から、
「出来ます。」
と即答しプロジェクトが始まりました。
玄関正面の仏間には一切手を入れず、隣の続き間を大きなワンルームに変えてLDKに、寝室をその上にして吹抜けを介してリビングと繋がるようにしました。
吹抜けには新しい梁を入れて水平ブレースで補強し、鉛直方向の壁は外壁側の壁には手を入れず、内側の壁を構造用合板で固めようにしました。
真壁の古い箱の中に大壁の新しい部屋が納まっているイメージです。
現代の新しい生活とこれまでバトンを繋いできた築120年の母家が共存する新しい時代のリノベーションが出来ました。
設計担当:納谷学、太田愉、塚越祐介
構造設計:長坂設計工舎 長坂健太郎
施工会社:小池工務店 浦口雄一郎
延床面積:208.41㎡(63.04坪)
1階床面積:155.46㎡(47.02坪)
2階床面積:52.95㎡(16.02坪)
構 造:木造在来工法
掲載誌 :
『婦人画報2011年12月号』
『住宅リノベーション入門』
『TWELEVE HOUSES RESTORED IN JAPAN AND ITALY』
『日経アーキテクチュア2011年5月10日号』
『Casa BRUTUS 2011年2月号』
『住宅特集2011年6月号』
所在地: 東京都 足立区
延床面積: 208.41㎡
土地の形状: 平地
施工会社: 小池工務店