■ 安来切川の家
この住宅は、私たちの自邸です。 コンパクトな2階建の家で...作品紹介
この住宅は、私たちの自邸です。
コンパクトな2階建の家ですが
季節の移ろいや生活スタイルの変化に合わせて
家族とともに成長していくような家づくりを目指しました。
山陰の陰鬱な冬を、いかに快適に過ごせるかということを
大きなテーマとしました。
そのために、
「空気が流れる空間づくり」
「冷暖房の効果的な活用」
「室内の温度差を無くす」
ことを目標に掲げて計画しました。
小さな吹抜とスノコ床を階段の対角線上に配置することで
家全体をひとつの空間として
上下階を含めて家全体で空気が対流するプランとしています。
屋根面で集熱・冷却した外気をダクトで基礎空間内に送り込み
冬は薪ストーブで暖められた空気を
夏は小屋裏に設置したエアコンの冷気を1階床下に循環させ
足元から住空間全体を冷暖房できます。
主屋は敷地に対して45度傾いた配置としていますが
屋根面が真南を向き太陽熱利用の効率を上げるとともに
また敷地内の既存樹木を残すことができ、
リビングから大山への眺望も望める家となりました。
過剰な機械設備に頼るのではなく
自然の恵みを活かした心地よい住宅が
出来たのではないかと思います。
毎日の天気を気に留め、薪を割ったり火を熾したりしながらの生活は
新たな日々の愉しみとなりつつあります。