■ 安来切川の家
この住宅は、私たちの自邸です。 コンパクトな2階建の家で...作品紹介
4世代が同居する家族のための、
築130年の古民家のリノベーションです。
クライアントのご夫婦からは、古民家の雰囲気を活かしつつも、
現代的な快適性、合理性を追求した家づくりをしたいとの
要望がありました。
改修前の住居は典型的な田の字プランの農家住宅ですが、
長年住み継いでいくうちに増改築が重ねられており、
住居中央部には光が届かなく、風通しも良好ではありませんでした。
また活用されていない部屋も多く、
使い勝手は必ずしも良くありませんでした。
今回の計画では、現代の住宅と同等の居住環境・性能を実現しつつ、
古民家ならではの趣や風格のある住宅の実現を目標としました。
また、4世代それぞれの生活スタイルの違いに配慮し、
「集まって過ごす場」と「個別に過ごす場」の
バランス感覚を大切にしました。
一部を減築してプランを整理し、バリアフリー化を図るとともに、
家族の集まる場所と4世代それぞれの居場所を再構築しています。
また高齢の曽祖母さんへの負担を考慮し、
土間と農機具小屋を工事中の仮住まいとした
居ながら改修が可能な工事計画としました。
大規模リフォームですが、居住性、快適性を向上させつつも、
外観のはできるだけ昔のシルエットを保ち、
かつての面影を感じられるように心掛けています。