土地面積: 373.92㎡
延床面積: 195.48㎡
ユネスコ無形文化遺産となっている八代妙見祭。そのお祭りが行われる妙見宮のすぐ近くにこの家は建っています。毎年、家の前を神幸行列が練り歩き、当日は通行止めになる場所にある築26年の純和風木造住宅をフルリノベーションした案件です。
改修前は、昔ながらの玄関や縁側が広く、普段使わない和室二間続きやリビングが狭い間取りだった家を大幅に間取りの変更を行い、ご家族の生活スタイルに合わせ、収納もたっぷり確保した家にリノベーションしました。
断熱材が入っていませんでしたので、断熱補強・耐震補強を行い、これからも安心して快適に暮らせる家に蘇らせることができました。
予算の都合で外観はほとんど変更していませんが、玄関の屋根を広いバルコニーに変更することで、神幸行列や八代全国花火大会を見たりできるようにしています。
室内は、日当たりの良い和室二間続きだった部分をLDKに変更し、和室8帖を隣接させることで、来客にも対応可能な広々とした居間を作ることが出来ました。
大幅に間取りの変更をしていますので、柱を撤去したり追加したりと軸組の工事は大変でしたが、なんとか無事に終わらせることができました。
木をふんだんに使用していますので、香りもよく、安らぎのある空間になったと思っています。この家でお子さんの成長を見守りながら、暮らしを楽しんでもらいたいと思っています。
土地面積: 373.92㎡
延床面積: 195.48㎡