所在地: 北海道 江別市
延床面積: 126.11㎡
施工会社: 株式会社Shibata
敷地探しの段階からご相談を頂き、ライフスタイルに対しバランスの良い土地を探すところか計画がスタートしました。
決定した敷地は都市部のベッドタウンであり、近隣住宅とはゆったりとした距離感を持つ住宅街にあります。
奥に少し長い敷地に対し、道路側を車・外物置エリアなどの外部との緩衝ゾーンとし、建物は南庭を囲むように建物をL形に配置することで主要な室から南庭が楽しめ、同時に多くの室に自然採光が得られる配置としています。
クライアント様は、人と猫が共に過ごせる暮らしを望まれ、建物随所に「猫と共に住まう」工夫が採用されています。
ブース状にガラスで閉じられる透明感あるキッチン、2層をまたいで家中に繋がるキャットウォーク、水場・トイレなどを機能的にまとめ来客時の猫の居場所ともなる猫ルーム、各個室へと出入りできる開閉可能な猫用扉等、人の快適な生活と共に、猫が無理なく楽しく過ごせる仕組みを機能として巡らせています。
家族と猫、どちらかが何かを我慢するのではなく、共にそれぞれの特性を持つ居住者として並列に捉え、合理的に豊かに暮らす住まいの形をデザインしました。
ハードは、高断熱・高気密の外皮と共に、暖房・給湯の熱源には都市ガスをエネルギーとした省エネルギー熱源システム、コレモ(ガスエンジンコージェネレーションシステム)を採用、またそこで作られた温水を第一種換気の吸気の加温に使用する試みを導入することで、総体として合理的かつ環境性・省エネルギー性高い温熱環境計画としています。
所在地: 北海道 江別市
延床面積: 126.11㎡
施工会社: 株式会社Shibata