所在地: 東京都 渋谷区
延床面積: 80㎡
施工会社: 堀住建
築50年が経過したヴィンテージマンション最上階のリノベーションである。
既存天井高さが低く、また最上階という立地のため屋内側に断熱が施されている可能性もあり、一部解体するなどの調査を行いながら設計を進めた。結果屋内側に断熱材がないことがわかり天井をスケルトンにすることとした。そのことにより空間の圧迫感は解消されたがコンクリートの殺伐とした雰囲気とのバランスを図るため壁面に木や大谷石などの自然素材を取り入れている。
ダイニングにせり出したキッチンカウンターはハイヒュッテに製作を依頼し、パスタやピザの生地を捏ねることができるよう大理石の天板としている。前家主の残置物であった長さが3mを超えるキャビネットを再生させるため天板に経年変化を楽しめるように銅板を張り、背板にはラタンを張りキッチンカウンターとの共通項としている。
Photo | Nacá sa&Partners Inc., Keiko Chiba
所在地: 東京都 渋谷区
延床面積: 80㎡
施工会社: 堀住建