作品紹介

この住宅は、お施主さんのご夫婦が長年住み暮らしてきた住宅の改築計画で「終の棲家」として計画されました。庭木の手入れや生け花が好きなご夫婦が手入れをしてきたお庭と既存住宅の「大切な記憶」を引き継ぎつつ、より快適で安全に、これから長く住まえる家となるように設計を進めていった住まいです。
 実際の設計にあたり、後述の点に留意して計画してあります。

 ①周辺環境との調和を大切にする。
 ・隣地や道路との関係、・建物の規模配置、・庭のレイアウトと「庭と各居室」との関係
 ②しっかりとした将来対応( ユニバーサルデザイン)
 ③快適な居住環境 (断熱、調湿、通風、眺望)
 現在の庭を大きく変更せずに出来うる限り生かしつつ、その庭を囲むようにL字型2つを組み合わせた形状の建物を配置しています。この配置により居室が緩やかにつながりながら、2面以上の外壁に面するように平面計画をしています。すべての居室が庭への眺望と通風を備えた気持ちの良い居住環境を実現しています。

作品データ

所在地: 埼玉県 上尾市

土地面積: 446㎡

延床面積: 195㎡

土地の形状: 平地

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