空を見る家

作品紹介

自宅兼アトリエの建物。敷地は同じようなボリュームの建物が建ち並ぶ住宅街。陽が差さないイメージの旗竿地だったが、高い位置に窓を設けることにより、まぶしいほどに明るい室内となっている。南側隣地に将来家が建つことを想定し目線には窓を設けず、左右の隅角部に開口を設けた。2階にリビングダイニングを配置したのだが、敷地長手分の幅があり、角隅の視線が抜けることによりさらに広がりを感じさせる。勾配天井が3.4m近くまで上がり、のびやかな空間となっている。建物の形状をシンプルにし、構造材を小さく抑えることによりローコストを実現している。

 

撮影 坂下智広、今堀陽平

作品データ

所在地: 東京都 三鷹市

延床面積: 86.77㎡

作品集

物件

■ 国分寺の家

広大な畑だった土地を分譲された一角。南北に家が迫る細長い...
物件

■ 2世帯住宅I邸

敷地は、その昔傾斜地を造成してできた住宅街の一角。東と南...
物件

■ イチ邸

住宅が密集する地域ではあるが、東側に果樹園が広がっていた...
物件

■ 空を見る家

自宅兼アトリエの建物。敷地は同じようなボリュームの建物が...