2世帯住宅I邸

作品紹介

敷地は、その昔傾斜地を造成してできた住宅街の一角。東と南に隣家が迫るが、2階南東の角から遠くを見下ろせることに気がつき、そこにコーナーサッシを設けた。結果は予想通りかなり遠くまで見渡すことができた。1階は眺望は期待できないが、敷地境界に木製の塀を設け、庭を楽しめるようにした。2世帯ということで、1階へ音が響かないようにプランを工夫したり、防音材を2重に施すなどした。個室とリビングはベランダ、デッキを介して回遊できるようにした。親子間が、プライバシーを保ちつつ、容易に行き来ができる楽しい家を目指した。

 

撮影 坂下智広

作品データ

所在地: 神奈川県 港北区

延床面積: 148.17㎡

作品集

物件

■ 国分寺の家

広大な畑だった土地を分譲された一角。南北に家が迫る細長い...
物件

■ 2世帯住宅I邸

敷地は、その昔傾斜地を造成してできた住宅街の一角。東と南...
物件

■ イチ邸

住宅が密集する地域ではあるが、東側に果樹園が広がっていた...
物件

■ 空を見る家

自宅兼アトリエの建物。敷地は同じようなボリュームの建物が...