国分寺の家

作品紹介

広大な畑だった土地を分譲された一角。南北に家が迫る細長い敷地の為、暗くなることを心配した建て主。不安を払拭するため「東に面する大きな開口」「建物中央の天窓」「敷地奥に設けた庭」から十分な採光を確保した。限られた面積の中、玄関と階段をひとつの吹抜とすることで、明るく開放感のあるエントランスとなった。アールの壁と天井により、狭さを感じさせない柔らかい印象の空間となっている。切妻屋根のかわいい佇まいに、キューブ状に飛び出るバルコニーと、三角形の出窓がアクセントの外観である。

 

撮影 今堀陽平

作品データ

所在地: 東京都 国分寺市

延床面積: 78.66㎡

作品集

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