所在地: 千葉県 千葉市
土地面積: 135.87㎡
延床面積: 106.82㎡
近隣は南を開け東西に長い長方形の平屋が並んでいます。
町並みは南の庭の垣根や塀で閉ざされ、この印象を打破すべく、地域に開いた家を目指しました。
敷地は南西方向が三叉路で開けていたので西を道路につながるような路地上の庭とし、宅盤の高いご実家に沿うように南北に長く配置し、屋上デッキとご実家の庭を寄せました。手の届きそうな距離で交流を深め、採光を邪魔しないようにしています。建物が曲がっているのは、南の採光を得るためです。
不思議な形をしていますが、クライアントの近隣やまち、家族への気遣いと無用に大きな空間を求めず、必要なだけの空間をと言う考えがこの形を生みました。
ご希望は、平屋でしたが、予算的に2階建てとし、畳のリビングから2階の子供スタディロフトまで、緩やかに上がる視線の通る平屋的空間を造りました。
構造:木造在来工法2階建て
家族構成:夫婦+子供2人
構造設計:K&S構造デザイン
撮影:中川 敦玲
所在地: 千葉県 千葉市
土地面積: 135.87㎡
延床面積: 106.82㎡