所在地: 茨城県 鹿嶋市
延床面積: 102㎡
この施設は、サッカーJリーグ「鹿島アントラーズ」に所属するチームドクターと理学療法士のノウハウを地域医療に還元する目的で設立されたクリニックのリハビリテーション施設です。既存施設が手狭になったことから、従来の療法に加えて天井吊りのスリングエクササイズ「レッドコード」を利用した治療を主な目的とし、市民の機能快復からトップアスリートのパフォーマンス向上まで幅広いレベルに対応可能な施設として計画されました。
計画は、患者様がストレス無く治療に専念出来ることを最優先に、大部分を占める伸びやかなリハビリテーション空間から機能集中させたバックヤードと個室療法の空間を「木製フレーム」が緩やかに囲いとり各機能空間を作り出しています。 床材には天然の抗菌性能に優れたリノリウムを採用し、「木製フレーム」は、チームカラーの「アントラーズレッド(深紅).亜麻色.ブラック」を採用した、床、受付、ファブリックの個性を取りまとめています。
撮影:傍島利浩
所在地: 茨城県 鹿嶋市
延床面積: 102㎡