住吉山手の家(犬と猫と音楽の家)

  • リビングルームのソファーと猫階段の関係:リビングのソファーは階段室の吹き抜けに沿って配置。リビングルームを広く感じさせる手法。上階から猫階段で降りてくる猫はソファーへ着地する。

  • 猫ロフト:猫ロフトの床には床暖房を入れ、冬は猫が暖かい床に集まりのんびりする。

  • ドッグフェンス内臓オーダーキッチン:クチ―ナにオーダーしたアイランド型システムキッチンには、調理中に犬が侵入しないよう腰高のドッグフェンスを2か所内臓。開放時はキッチンの一部になるためすっきり見える。

  • 建物外観

  • リビングルームの全景:キッチンへの面積配分を大きく取ったコンパクトなLDK

  • これ以上ない防音性能をもつ音楽室:地下1階にDr65(屋外からはDr100)の防音室。コンクリートの壁を入れ子状にすることで実現。

  • 組子細工のキャットウォークと猫柱

作品紹介

Fauna+DeSIGN代表の廣瀬慶二の自邸兼アトリエ。猫と暮らす家・犬と暮らす家の模範例として建設。

地盤面が道路より3m低い特殊な土地形状を活かして、地下1階、地上2階建てで、1階と2階の両方が避難階になるよう設計。猫の家、犬の家としては完璧な機能性をもち、さらにDr65(建物はDr100)の防音室も実現しました。また、従来のキャットウォークの取り付け方法と違う手法を様々に試みています。

メインキャットウォーク(大通り)、横断キャットウォーク、交差キャットウォークと名付けたそれぞれ性質の異なるキャットウォークがあり、住宅を都市に見立てる手法をこれまでになくわかりやすく実現しています。

 

撮影:松井良輔

モデル:なかいはるな

作品データ

所在地: 兵庫県 神戸市東灘区住吉山手

作品集

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