所在地: 滋賀県 大津市
作品紹介
敷地のすぐ傍らに長沢川があり、その両側には桜並 木を形成している。 この住宅はその桜を見ながら生活できるように設計されたため、居室はすべて川に面した窓が設けられている。
外観は桜並木の雰囲気を共有するように、境内のような柵や手摺の格子がシンプルな建物に並木のリズムを引き込む。内部空間の露出の梁、箱階段、障子、梯子にそれは静かに連動し、空間を形成する。二世帯が同居する計画であるため、親世帯が不自由なく生活できるように、LDKと親の個室と水廻りスペースが1階で完結するようになっている。
2階は子世帯が子供の成長に応じて臨機応変に生活できるようなスペ ースとした。2階の居室にはすべてロフトが設けられている。