繊細な吊りワイヤーを用いるBOCCI 28 Rundumシリーズ

複数灯をリングでまとめたBOCCI 28 Clusterシリーズ

銅製のチューブを空間に合わせて自由にうねらせるBOCCI 28 Copperシリーズ

真鍮製の支柱を用い、ペンダントやフロアランプ等のバリエーションがあるBOCCI 28 Stemシリーズ

布打ちケーブルと専用の調光スイッチを備えたBOCCI 28 Tableシリーズ

BOCCI

28シリーズ(28.1)

製品紹介

BOCCIは2005年バンクーバーで設立したブランド。すべてのデザインはOmer Arbel氏が手掛け、独創的なアイディアと巧みな手仕事技で生み出される照明は他に類をみない。この28シリーズは大きさや窪みの位置や深さが全て微妙に違うため、陰影に溢れ表情豊かに見る人にぬくもりを与えてくれる。ガラスグローブはクリアの他、90色以上のカラーバリエーションからセレクトできる。視覚を邪魔しない繊細でシャープな吊りワイヤーは電源も兼ねいる。

プロの評価コメント (2)

utide
インテリアデザイナー/齊藤 美紀

この照明を採用した緑ヶ丘の家では、はじめ3つの照明をご提案しました。その3つの共通点は「パッと見た瞬間に、ブランドの分からないもの・どこの照明とわからないもの」でした。その選択肢の中では、この照明はどちらかといえば一番ブランドが特定されやすく「BOCCI」と分かってしまうものではありましたが、この照明の良いところは、「BOCCI」とわかってしまうけれども『色の組み合わせ』『設置の仕方』『ガラスの透明度の組み合わせ』によって、この住宅だからこそマッチするような特別なコーディネートができるというところにあります。

今回の住宅では、ベージュ・白・ゴールドのグラデーションを意識し、ガラスの内側の色・ガラスの外側の透明・半透明具合をマッチさせるようにお施主様と組み合わせを相談しました。イメージしている空間に、照明の方の雰囲気を寄せてマッチさせていくことができるのが「BOCCI」の魅力です。また、照明の高さでも印象がガラッとかわりますので、設置はやや難しいところです。ペンダント照明はつい上の方につけがちですが、今回はリビングルームのガラス扉や玄関扉の設計を入れ込んだうえで、かなり低い位置で吊り下げました。室内外の色々な場所から照明の美しさをアクセサリーのように楽しめるように工夫しています。

設計事務所 アーキプレイス
建築家 / 石井正博 近藤民子 

ガラス製の照明で、高価だけれどインテリア性が高く、とにかく色・見た目が素晴らしく美しい。
BOCCIの良さを活かして取り入れるには設計士だけでは難しく、私たちもインテリアコーディネイターさんのアドバイスも参考にしながら採用しました。
創る家だからこそ選べるアイテムだと言えます。
カラーバリエーションが見事で、実際に設置すると施主さんもたいへん気にいられており、「採用して良かった」と満足できる照明です。

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