東北の震災から10年。
地震で倒壊する住宅を目の当たりにしてきた我々日本人は、どこか根底で地震に対する恐怖心を持っています。
HIダイナミック制振工法は、そうした住まいに対する「安心感」というものを得られる何にも代えがたい商品だと思います。
また、そうした商品が高額ではなく、リーズナブルな価格帯で手に入る。
解析までつくので安心感は尚更。
特に繰り返しの地震に強く、劣化しずらいメンテナンスフリーのオイルダンパーということで、多数同様の商品を見てきた中でも、弊社では、HIダイナミック制振工法をほぼ全棟に採用しています。
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低コストで住まいの制震性を高める【Hiダイナミック制震工法】
東日本大震災や熊本地震などでますます注目される地震への備え。新築でもリフォームでも地震の「揺れ」に強い家にすることが求められています。
一般的な「耐震工法」は壁や柱を増やして金具で補強し、建物そのものを強固にする仕組み。一度の大きな揺れには耐えられても、余震で損壊・倒壊するケースが多く、繰り返しの揺れに対しては弱点があります。
いっぽうビルなどに使われる「免震工法」は、建物の下に装置を設置して揺れを伝えない仕組み。損壊・倒壊のリスクは少ないものの、小規模な住宅には向かず、多額のコストがかかるデメリットもあります。
この「繰り返しの揺れ」や「住宅向き」「コスト」といったポイントを満たすのが「制震工法」です。その仕組みは、建物の一部に可動装置(ダンパー)を組み込んで揺れを小さくするというもの。揺れに耐えるのではなく、揺れのエネルギーを吸収することで、繰り返し余震が起きても建物へのダメージを最小限に抑えられます。
新幹線にも使われる制震技術を採用
江戸川木材工業が手がける「Hiダイナミック制震工法」は、日立オートモティブシステムズとの共同開発。自動車や鉄道の車両に使われるオイルダンパーの技術を住宅に応用して生まれました。新幹線の車両に採用されていることからも、その技術力と信頼度の高さがうかがえます。
実証実験では、制震装置をつけた建物とつけていない建物に阪神淡路大震災の本震・余震の揺れを加えて比較しました。つけていない建物では余震で土台が大きく壊れ、そのまま住みつづけるのは困難な状態に。いっぽう制震装置をつけた建物では、本震・余震ともに大きな影響はなく、最大70%も揺れ幅を抑えられたことがわかりました。
施工性の高さと低コストが魅力
「減震くんスマート」を使った「Hiダイナミック制震工法」は、オイルダンパーと合板・スチールフレームなどを組み合わせた一式を壁の中に組み込むだけ。専用の工具を使わずに簡単に施工でき、木造在来・2×4工法を問わず、新築でもリフォームでも設置できるのが大きな特徴です。
延べ床面積100㎡の住宅の場合、新築では4カ所、リフォームでは6~8カ所に設置するケースが多く、コストは1カ所あたり新築で約5万円、リフォームでは壁の補修を含めて約20万円が相場とか。全体の工事費に対する割合で考えると、驚くほどの低コストで住まいの安全性を高められるのが魅力です。
今後の新たな取り組みにも注目を
現在ではさまざまなメーカーが参入している戸建て用制震装置ですが、2000年に発表された「Hiダイナミック制震工法」は業界初。その後も大手ハウスメーカーの戸建て住宅に標準装備され、静岡県では木造住宅の耐震補強工事の助成対象になるなど、さまざまな業績を重ねてきました。
2021年春には鉄骨造向けの製品を発売予定。またオイルダンパーをインテリアの一部として見せる、デザイン性の高い制震ダンパーつき意匠壁「ビルアンド」など、制震工法のパイオニアとしての新たな提案にも注目したいところです。
Hiダイナミック制震工法 2階建て想定実験
製品はもちろん解析までしてくれる万全の体制が安心感を与えてくれます
IYs 代表取締役
建築家 井上 亮
新築から古民家再生まで幅広く採用しています
Atelier Grue (アトリエグリュ)
建築家 鶴谷 充男
弊社では新築ばかりでなく古民家のリフォームにおいてもHIダイナミック制震工法を採用しています。
きちんと解析を行ってくれ、その上で使用しているので助成金を受けられるメリットは大いに役立っています。
我々、建築士の意見に対して真摯に耳を傾け次々と新しい商品を開発していくメーカーとしての姿勢も心強く感じています。
築100年経った古民家をさらに100年存続させていくにはとても使いやすい商品だと思います。
閉じる- 会社名
- 江戸川木材工業株式会社
- ホームページ
- http://www.edogawamokuzai.co.jp/seishin/index.html
- お問い合わせ
- http://www.edogawamokuzai.co.jp/contact.html
- 購入するには
- 03-6735-7082
江戸川木材と日立オートモーティブシステムズが開発した画期的な制震工法は