浴室は単に体の汚れを落す場所だけでなく、心の汚れも落としてリラックスする場所だと思います。また、裸になる場所なので建材が直に肌に触れることも多いため、ただ機能的なだけでなく、質感がよく心が安らぐ場所でなくてはならないと考えています。
そのため、内装材と同じくバスタブ自体も重要になってくるのですが、他のデザインの邪魔をしない形状で質感もいいバスタブとなると、なかなかありません。その数少ないバスタブに大和重工さんの鋳物ホーロー浴槽が入ります。
この浴槽の魅力は、ホーロー特有の表面の滑らかさと余計な装飾が少ないシンプルな美しさ、日本の家や日本人の体に合いやすいフィット感、叩いても安っぽい音がしない重厚感、水面と呼応するような表面の自然な凹凸感といったところ。
お風呂好きなクライアント達にも好評ですが、うちの事務所のスタッフも自宅のリフォームで採用し、とても癒されているようです。
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