プロの住宅レシピ ホームパーティーを楽しむ!吹き抜け30畳のLDK

SPAZIO建築設計事務所
安達 揚一

タイル

塗装

社交的なご夫婦の住まい。
38坪ほどの住宅に、開放感と人が集まれるような広々とした空間を希望され、約30畳のLDKを設計しました。
30畳という広さには、天井の高さが重要です。天井が低いと広い空間でも圧迫感を感じてしまうため、LDKの奥に吹き抜け空間を設けました。これにより、室内を奥に進むにつれて天井が高くなり、開放感を感じる空間が広がります。また、南側から取り入れる光によって、とても明るいリビングとなっています。
住まいでは、床面積×高さをあらわす「気積」が暮らしの質に大きく影響すると考えています。床面積だけでなく、天井の高さにもこだわることで、楽しく豊かな暮らしが実現します。この住まいでは、天井を高くしながらスキップフロアを取り入れ、床を2段下げることで空間に奥行き感が生まれ、ワクワク感を感じるリビングとなりました。
また、リビングからつながる大開口の窓の先には畑が広がり、畑を介してご両親の住まいへとつながります。プライバシーを守りながらも、緩やかにコミュニケーションが取れる設計も特徴です。
家族やゲストが心地よく過ごせるリビング空間が生まれました。

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採用されている製品

タイル・モザイクタイル|名古屋モザイク工業株式会社
名古屋モザイク工業株式会社
SPAZIO建築設計事務所
安達 揚一
ここが私の評価ポイント!
グレイッシュな色調と色ムラが美しい大判磁器質タイルです。マットな質感でモルタルや木など他の材料との馴染みも良く、キッチンまわりなど汚れやすい部分に採用することで床のお手入れも簡単になります。今回はベージュがかった暖色系の物を採用し、空間に暖かみを加えました。
採用製品
オガファーザー|イケダコーポレーション
イケダコーポレーション株式会社
SPAZIO建築設計事務所
安達 揚一
ここが私の評価ポイント!
天然セルロースが主成分のフリース壁紙を塗装用の下地として使用し、上から自然素材を原料とした水性塗料で仕上げています。漆喰調のサラッとした質感で、落ち着いた雰囲気に仕上がるのが魅力です。上から塗り重ねも可能なためコストと環境配慮のバランスが取れた仕上げ材だと思います。
採用製品
SPAZIO建築設計事務所
安達 揚一

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