プロの住宅レシピ 階段室から光を住まい全体に取り込む
住宅密集地に佇む、約13坪という小さな敷地というところに佇む住まい。隣家に挟まれた環境という敷地の難点をクリアするためのアイデアがここに見られます。
光を取り込むために、螺旋状の階段室を大胆に配置。全体に大きな窓を全面に採用することで、開けた空間が誕生しました。ここから光が住まい全体に広がります。
けあけの部分にメッシュ素材を採用。階段部分を白で統一し、またけあけ部分をシースルーにすることで閉ざした雰囲気にならず、光を取り込めるようにしています。また居住スペースは、扉で閉じることなく仕切ることで階段室からの光を取り入れ、家族を緩やかに繋げています。
小さな住宅でも光が広がる大らかな住まいが誕生しました。