プロの住宅レシピ 階段室から光を住まい全体に取り込む

Araki+Sasaki archtitects
照明

階段室を大きな窓で囲い、住宅密集地でも光を取り込む。

シースルーの階段を配すことで、キッチンも開けた印象に。

玄関。天井高くから窓を配した。

3階スペース。階段スペースから光が陰影を生み出す。

絶妙な形状の階段。蹴上部分をメッシュにすることで、より光が通るように。

住宅密集地に佇む、約13坪という小さな敷地というところに佇む住まい。隣家に挟まれた環境という敷地の難点をクリアするためのアイデアがここに見られます。

光を取り込むために、螺旋状の階段室を大胆に配置。全体に大きな窓を全面に採用することで、開けた空間が誕生しました。ここから光が住まい全体に広がります。
けあけの部分にメッシュ素材を採用。階段部分を白で統一し、またけあけ部分をシースルーにすることで閉ざした雰囲気にならず、光を取り込めるようにしています。また居住スペースは、扉で閉じることなく仕切ることで階段室からの光を取り入れ、家族を緩やかに繋げています。

小さな住宅でも光が広がる大らかな住まいが誕生しました。

シェアする

採用されている製品

直付・ブラケット照明|toolbox
株式会社TOOLBOX
Araki+Sasaki archtitects
ここが私の評価ポイント!
ガラスグローブの半分をミラー加工したLED電球で、光源が目に入りにくく、また壁に反射した光がこの階段スペースをいい感じに照らし、雰囲気ある空間を演出してくれます。この階段室の壁面に最適な照明でした。
採用製品
Araki+Sasaki archtitects

他の家づくりのアイデア

プロの住宅レシピ カテゴリ