プロの住宅レシピ 眺望を楽しむ月見台のある住まい

岩間 誠治
淀川の花火大会や大阪の夜景を一望できる、眺望を最大限に活かした二階リビングの住まいでは、限られた予算の中で工夫を凝らし、快適さを追求しています。
リビングに隣接する月見台と呼ばれるバルコニーでは、眺望を遮らないよう、手すりに細身の黒いデザインを採用するなど、景色に溶け込むような空間作りをしています。
リビングとバルコニーをつなぐ段差は解消せず、そのまま活かしました。防水のために必要な二階床からの立ち上がり部分をあえてデザインとして見せながら、上蓋が開く収納にすることで、実用性とコスト削減をデザインに昇華させました。
この月見台は、月と共に見えるすべての花火大会の位置を把握しながら設計をしたので、複数の花火大会が同時に楽しめるという贅沢なロケーション。友人や家族が集まり、特別なひとときを過ごす場所となっています。