プロの住宅レシピ 広いLDKだからこそ「開放感」と「籠り感」のバランスを大切に

トクモトデザイン事務所
徳本 昌之

こちらの住まいは、広々としたLDKに吹き抜けを取り入れ、開放的で一体感のある空間を目指しました。リビングスペースには吹き抜けを設けることで開放的に。一方、キッチンダイニングにはあえて天井を低くすることで、落ち着きのある場所とし、空間にメリハリをつけました。
この吹き抜けを通して、2階にある子ども部屋がつながり、家族がお互いの気配を感じられ、安心感を与えます。
キッチンは対面式とし、正面に和室を配置しました。小さなお子さんを寝かせながら家事ができるよう、視線が届く設計です。
さらに、空間全体の広がりと一体感を感じられるよう、LDK全体は天然素材で統一しました。年月が経つごとに木材の色が落ち着き、深みのある美しい空間へと変化するのも魅力のひとつです。

広いLDKの魅力を最大限に活かしながらも、開放感と落ち着き感のバランスとメリハリを大切にした設計で、家族が快適に暮らせる住まいとなりました。素材の経年変化を楽しみながら、家族とともに成長する住まいです。

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