プロの住宅レシピ 引戸が変える、マンションリノベーション

鈴木将記建築設計事務所
鈴木将記

寝室と廊下は、壁ではなく10枚の連続引戸で仕切っている。開閉の状態にかかわらず美しさを保ち、空間のつながりを自在に調整可能。視線や気配をコントロールしながら、必要なときに仕切ることができる。

子供部屋は、将来子供が自室を持てるように4枚の引戸で仕切ることができる。廊下との間の棚は、引戸を開けることで廊下から利用することも。

広々としたLDKの一角に在宅ワークスペースを設け、ガラス引戸で仕切れるようにした。家族の様子を見守りながら仕事ができ、引戸の開閉で家族とのつながりを調整できる。

引き戸と同じ素材で収納スペースも確保。

ブラインド

大きな窓には、ニチベイのブラインドを採用。スッキリしたデザインで、光をコントロール。

築20年ほどのマンションの一室を、「引戸」をテーマにリノベーションしました。
日本の住宅文化に根付いた引戸の特徴を活かし、室内の空間に柔らかなつながりと光の広がりをもたらしています。玄関から続く廊下は、連続する引戸によって寝室や子供部屋と緩やかにつながり、閉鎖的だった廊下にも東向きの庭からの光が差し込みます。床はタイル張りとし、通り土間のような雰囲気に。 
LDKの一角には、ガラスの引戸で仕切れるワークスペースを設け、家族の気配を感じながら仕事ができる設計としました。内装はアッシュ材のフローリングとシナ合板の建具で明るく統一。
引戸にすることで空間の使い方に幅が生まれ、子供の成長や生活スタイルの変化にも柔軟に対応できる、現代的で可変性のある住まいが完成しました。
撮影:Forward Stroke Inc. ※ブラインド写真のみ鈴木将記建築設計事務所

シェアする

採用されている製品

ブラインド/ニチベイ
株式会社ニチベイ
鈴木将記建築設計事務所
鈴木将記
ここが私の評価ポイント!
リビングの大きな窓に、ニチベイのバーチカルブラインド「ソーラーV」を採用しました。スタイリッシュな縦のラインが空間を引き締め、スッキリとした見た目で圧迫感を与えません。大開口にも対応し、適度な光を採り入れながら、外からの視線をしっかりコントロール。デザイン性と機能性を兼ね備えた、快適な窓辺を演出してくれます。
採用製品
鈴木将記建築設計事務所
鈴木将記

他の家づくりのアイデア

プロの住宅レシピ カテゴリ